休職したら

2011-10-14

会社に勤める労働者が心身に不調をきたして休職する際に是非読んでいただきたい資料があります。

わたしの場合は労働者の側にたつ医師なので診断書を発行することになりますが、
この際に厚労省が発行している、『心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き』 を参考にしています。

労働者からのご相談をうけた時に、すでに会社側と労働者側とで心情的にこじれている場合があるのですが、そういうケースほど、労働者に対して、いたわりの言葉が不足している場合が多いように思います。 これが紛争の火種になっています。

上司や経営者からの仕事上の指導はあってもよいのですが、それを行使される場合には、部下の帰宅前には自分のさした “トゲを抜いておく” 作業を必ずされてください。“ポンと肩をたたいて励ます”、“君には期待しているよ” など、そういう思いやりの言葉のある会社では労使紛争は起きにくいように観察しています。

では、以下に休職した際の資料がありますので厚生労働省のホームページから参照ください、
このマニュアルは、きっと労使の双方を守ってくれると信じます。

【雇用・労働】の中から、「労働基準」をクリック、
右下の【リーフレット等一覧】の中の「安全衛生関係」を選びます。
そのなかの、(安全衛生)『心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き』

 

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