定年期の外来と検査外来を行っています

2019-09-01

定年期外来

2年程前から50代・60代男性の休職が増えてきました。
心理検査を行っていく中で、しばしば定年してからの不安定なミライに由来する、不安が隠されていることが分かります。
具体的には、

・60歳で会社を辞めた後、何をしたらいいか見つかっていない。

・家族の難病

・配偶者との死別や離婚などの予期せぬ出来事

・子供がまだ学生だ。

・残業代が減って、住宅ローンの返済を終えられそうにない。

・親の介護の問題。

・引きこもりの子供。

などがあります。

夢に描いたような「60歳でリタイアして悠々自適な暮らし」という80年代の人生設計は、もはや過去の時代になりました。長寿化による「際限のない定年後の自由」に由来する不安定なミライが原因で、何も決められなくなり、アルコール依存や定年後引きこもりになる男性が案外多いのではないでしょうか。

老年期の精神科とも違う、成人期の精神科とも違う、定年前後のメンタルヘルスを扱った書籍は非常に少なく、昭和20年代~昭和30年代生まれの同級生が、定年期をどのように乗り越えているのか、知るすべもないのが実情ではないでしょうか?

労働者のメンタルヘルスを診察して10年経ちました。いくばくかの知識も溜まってきましたので、今後お役に立てればと思い、専門外来を行っています。


検査外来
検査外来を行っています

心理検査の外来を行っています。

発達障害、性格検査、認知症、うつ病、新型うつ病、不安症、アルコール依存症、をはじめとする、検査外来をおこなっています。

下記に掲載しました心理検査の実施は、精神医学・心理学の知識と専門的訓練・経験を持つ施設に限られます。
また、心理検査は、医療機関、教育・福祉等の専門機関以外には販売されておりません。

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