引きこもりについて

2019-09-01

引きこもりが増えています。世代に関係なく、男女に関係なく、増えている印象を受けています。
大家族から核家族化への移行に伴う、子供への過保護過干渉が、職場上司との適応を下げて離職を上げた背景が言われています。

引きこもりに至るスピードは意外に速く、現在では、2か月程度の不登校や離職、休職で簡単に進行していきます。
そして、一旦引きこもると多くは長期化し「他者を信頼する力、耳を傾ける力、約束を守り続ける力」が落ちてきます。その為、信頼を失い、援助者が手を引く現象が起き、ますます、本人と家族は孤立、引きこもりを家庭の内外で成立させていきます。

引きこもりの回復には、心が理解され、解放されるプロセスが必要です。
その理解者は誰であっても良いのですが、心理検査で自分自身の心の中を理解し、家族や私たち医療のスタッフと共有することも可能です。

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