プラセンタ
当院では、体調管理に関する自費診療の一つとして、プラセンタ製剤を用いた点滴療法についての相談をお受けしています。
プラセンタ製剤はヒト胎盤由来成分を原料とした医療用医薬品であり、日本では長年にわたり、更年期障害や肝機能障害などに対する治療に使用されてきた実績があります。
一方で、点滴療法による体調変化の現れ方には個人差があり、すべての方に同様の変化が生じるものではありません。
当院では、医学的適応と安全性を確認した上で、精神科・心療内科診療を補完する体調管理の相談の一環として、慎重にご案内しています。
当院における位置づけ
本療法は、主診療である精神科・心療内科診療を補完する目的で提供する自費診療です。
ストレス、睡眠状態、自律神経の不調感、更年期に伴う体調変化などについて、既往歴、服薬状況、生活状況を含めて総合的に評価し、適応を個別に判断します。
本療法は特定の疾患の治療を保証するものではなく、他の標準的な医学的治療を代替するものではありません。
必要に応じて、適切な専門医療機関での評価をご案内します。
実施方法
点滴は院内で医師の管理のもと実施します。
所要時間は通常約30分程度です。
使用量および実施頻度は、体調および経過に応じて個別に判断します。
安全性および献血に関する重要事項
プラセンタ製剤は、厳格な製造管理および感染症検査を経て製造されています。
これまで、理論的な感染症リスクへの配慮から、使用歴のある方は献血を控える取り扱いとなっていましたが、厚生労働省および日本赤十字社の方針により、プラセンタ製剤使用歴を理由とする献血制限は、2026年秋頃を目途に撤廃される予定です。
献血の可否については、日本赤十字社の運用基準に基づき個別に判断されます。
献血をご希望の際は、献血窓口にて使用歴をお申し出ください。
なお、副作用として以下の反応が生じることがあります:
・注射部位の疼痛
・発赤
・アレルギー反応(まれ)
異常が認められた場合は、直ちに対応し、必要に応じて中止します。
費用について
本療法は自費診療となり、公的医療保険は適用されません。
標準構成:
プラセンタ4アンプル+ビタミン製剤
費用:16,000円(税込)
追加アンプルについては別途費用となります。
詳細は受付にてご案内いたします。
ご相談方法
ご希望の方は、診察時またはご予約時に「プラセンタ点滴療法の相談希望」とお伝えください。
診察の上で適応を判断し、十分な説明のもとで実施いたします。
当院では、自費診療においても必ず医師による診察を行ったうえで治療の適応を判断しています。
体調や既往歴、服薬内容などを確認し、安全性に配慮して処方を行っています。