ADHD(注意欠如・多動特性)について

日常生活の中で、次のようなことで困っていませんか。
- 考える前に言葉が出てしまう
- 忘れ物や確認漏れが多い
- 集中が続かない
- 優先順位をつけることが難しい
- 整理整頓が苦手
- 物事を最後まで続けることが難しい
- 対人関係で誤解されやすい
- 努力しているのに結果が安定しない
ADHDは「見えにくい特性」です
ADHDの特性を持つ方の多くは、幼少期から努力を重ね、社会に適応しようとしてきました。
しかし、学校、職場、対人関係など、環境の要求が高くなるにつれて、困難が表面化することがあります。
これは能力の問題ではなく、特性と環境の適合の問題です。
適切な評価と理解により、多くの場合、生活の安定が可能になります。
当院の評価の考え方
当院では、症状だけで判断するのではなく、以下を統合して評価します。
- 現在の困難の内容
- これまでの生活歴
- 発達歴
- 対人関係の特徴
- 職業適応の状況
- 心理検査(必要に応じて)
診断は一度の診察で確定するものではなく、診察と経過の観察を通じて慎重に行われます。
ADHDの評価では、必要に応じて心理検査を併用します。
心理検査の内容については、[心理検査]のページをご覧ください。
心理検査による客観的評価
必要に応じて、以下の心理検査を実施します。
- WAIS-IV(知能検査)
- AQ(自閉スペクトラム評価)
- TEG(対人関係評価)
- 描画検査(バウムテスト)
- 注意・遂行機能評価
心理検査により、
- 特性の客観的理解
- 適応のための具体的方針
- 環境調整の指針
を明確にします。
治療と支援について
支援は、評価結果に基づき個別に行われます。
- 生活環境の調整
- 対人関係の支援
- 認知行動学的アプローチ
- 職場適応の支援
- 必要に応じた薬物療法
薬物療法は、適応・安全性・経過を踏まえ、慎重に検討されます。
ADHDと共に安定して生活するために
発達特性は、治す対象ではなく、理解し適切に扱うことで安定する特性です。
多くの方が、仕事の継続、対人関係の改善、生活の安定を実現しています。
重要なのは、正確な評価と、継続的な支援です。
当院の役割
当院は、発達特性を持つ方が、地域の中で安定した生活を継続できるよう、
- 医学的評価
- 心理学的評価
- 継続的診療
を通じて支援します。
評価と支援は、診察および記録に基づき行い、必要に応じて再評価されます。
ご相談について
リワーク・デイケアおよび外来診療を通じて、継続的な支援を行っています。
診療圏内の方を対象としています。
ご相談をご希望の方は、お電話にてお問い合わせください。
097-594-5561お問い合わせ・ご予約お電話番号
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