低血糖症

最近、疲れやすい・だるい・怒りっぽく情緒不安定でイライラしやすい、あるいは、昼食後の眠気などありませんか?これらは、「低血糖症」の症状のひとつと言われています。
こころの先生クリニックでは、低血糖症 (血糖調節異常)の診断に必要な5時間糖負荷検査を実施しています。

血糖とインスリンの働き

私たちの血液中には一定のブドウ糖が含まれ、これを「血糖」とよんでいます。インスリンは、細胞内へブドウ糖の取り込みを促し、血糖値を下げる働きをしています。取り込まれたブドウ糖は、細胞内でエネルギーとして利用されます。

糖質の摂りすぎで低血糖症になります

表【1】の赤色の線は日頃から糖質を多く摂取している方で、血糖が急激に上昇しています。するとインスリンが過剰反応し血糖値が急激に下がります。血糖値が下がりすぎると、生体は生命の危機を感じ、また血糖を上げようと血糖上昇ホルモンのアドレナリン(敵意・攻撃性)、ノルアドレナリン(不安・恐怖・落ち込み)が出ます。その作用が同時におきることで、表【2】のような身体と精神に症状がでるのです。

低血糖症を起こさない身体を作りましょう

表【1】の青色の線のように穏やかな血糖曲線を維持することは、心身が安定することにつながります。血糖値を高くする缶コーヒー、缶ジュース、菓子類、カップ麺などの摂取を控え、低血糖症を起こさない身体をつくりましょう。

☆こころの先生クリニックでは、低血糖症のインスリン検査を自費で行っています。
検査には5時間かかり、その間、30分に1回の採血とお食事ができないなど一定の制限がございますので、あらかじめご予約をお願いしております。
検査費用は健康保険適用外となり25,000円(検査・説明すべてを含みます)がかかります。

低血糖症と正常な血糖曲線との比較例

低血糖症によるホルモン異常がもたらす症状


ソーシャルメディアで共有