あきらめない

2011-03-29

3月11日の関東東北大震災に罹災された方々の物心両面にわたる心痛に心からお見舞い申し上げますととともに、一日も早い復興をお祈りしております。

なかでも3月11日に発生した福島原発事故は自然界で浴びる放射能濃度を超えた環境汚染を起こしました。今後、どの程度の環境放射能汚染でとどまり、どのような健康被害が生じるのかが重要な問題になっていくと思います。さらに今回、原発事故によって広い地域の居住者が長期にわたって低濃度の被ばく環境で生活をしなければならない可能性がでてきたことが大きな問題だと思います。

わたしは被爆地の医科大学を卒業し11年間その地で暮らす人々と接してきました。
放射線被ばくの健康への影響は放射線レベルにより様々でしょうが、どの被ばくレベルにあろうとも自分たちの健康は自分たちで守り、次世代に被ばくの影響を残してはならないと思います。 そのためには日々の生活で私たちが放射線被ばくを避ける意識づけと共に、自分の体が放射線被ばくの影響を受けにくくしておく必要性があると信じています。

人は目の前にある危機や現実からはどうしても目をそむけたくなります、しかし、自分と家族の健康を守るのは自分自身であることを自覚して行動奮起する必要がわたしたちにはあると固く信じています。

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