知能検査は、受ければ良いというものではなく、「なぜ検査を行うのか」「その結果をどのように使うのか」という目的と意義が大切です。
当院では、以下のような流れで知能検査を実施しています。
◆初診・問診
お子さんの困りごと、これまでの経過、お母さんのお話など、お伺いします。
このとき、学校に知能検査を求められていたら、一緒に検討します。<
◆目的に応じた報告書や診断書の作成
学校、福祉機関などに提出する文書が必要な方には、目的に応じた文書をご説明します。
◆ 検査のご案内と予約
検査の意義、かかる時間、費用、当日の流れをご説明します。
十分にご納得いただいた上で、日程を調整します。
◆ 検査実施(約90〜120分)
経験豊富な多職種チームが個別に実施いたします。
内容は年齢や目的によって調整されます。疲れた場合は休憩も可能です。
◆ フィードバック面談(結果のご説明)
検査結果を、公認心理師か精神科医がわかりやすく、簡単にご説明いたします。
その後、文章にして「どこに強みがあるのか」「どんな支援が考えられるのか」など、結果を「実生活に活かす視点」でお伝えします。
知能検査は、「評価」というより「理解と支援の出発点」です。
結果は、体調やメンタルヘルスの不調によって大きく左右されます。大まかに言って、うつ病の時などは、10点 ~ 20点も下がりますので、あくまで参考値です。
一度受けたことのある人は、自然に点数が良くなりますので、こちらで問題をかえて調整を行います。このように、意外と配慮が必要なのが知能検査です。
例えば、静かな個室やマンツーマンでつきっきりの試験官など施設や人手も必要になりますので、せいぜい1日、1件 ~ 2件しかお受けできません。