だいたい、一番困ったときに、その人の能力は発見しやすいと思います。
ほとんどの人は、困難に際して、適当に外界を操作することで解決を図ろうとするものです。「自分を変えよう」なんて思う人は、そうそう居ません。
いたとしても、持続性はなく一時的な手段にすぎません。だからもし、不遇なときは、最終的には自分に適した環境に移動していきます。キリンや象が水がなくなればよその場所に移動するようにです。
でも、ごく少数ですが、困難で苦しいときを「能力が発揮できる場」として、見逃さない人たちがいます。
困ったときには、その人の本性がでるから能力も発見しやすい事を知っているのです。
自分の能力を知るには、定期的に自分を窮地に追い込む。それは、脳に安らぎを与えるのと同じくらい効果があります。