人生100年時代と言われるようになり、60歳以降の時間は、決して「余生」ではなくなりました。
働き方や役割は変わっても、そこから先に 20年、30年という長い時間があります。
昔の感覚のままでは、うまくいかない
少し前まで、人生は60年、長くても70年という時代でした。
その頃の医療は、
・ 今つらい症状を抑える
・ 多少無理がきいても乗り切る
そうした考え方が、自然に成り立っていました。
しかし今は、60歳以降が、思っている以上に長い時代です。
睡眠と不安は「長期戦」になります
年齢を重ねるにつれて、
・ 眠りが浅くなる
・ 夜中に目が覚める
・ 漠然とした不安が増える
こうした変化は、多くの方に起こります。
問題は、これを短期間で何とかしようとすると、かえって無理が出ることです。
眠気やふらつきは、生活の質に直結します。
睡眠や不安を整える治療では、
・ 翌日の眠気
・ ふらつき
・ 判断力の低下
といった影響にも、目を向ける必要があります。
60歳以降は、
・運転
・家事
・社会活動
など、日常生活の安全がとても大切になります。
「効くかどうか」だけでなく、「続けられるか」
当院では、
・強く効くかどうか
・すぐに楽になるか
だけでなく、
・長く続けられるか
・年齢を重ねても使いやすいか
・日常生活の安全を損なわないかを大切にして、治療を考えています。
不安をゼロにしようとしない
不安や眠りの悩みを、
完全になくそうとすると、治療は苦しくなります。
大切なのは、
・大きく崩れない
・日常が保てる
・安全に過ごせる
状態を、長く維持することです。
最後に
60歳以降が長い時代では、
治療も「今だけ」では続きません。
睡眠と不安は、人生後半戦をどう生きるかに深く関わります。
当院では、その先の人生まで見据えた治療を、安全を最優先に、一緒に考えていきます。
ご不安な点がある場合は、院内窓口までご相談ください(個別の事案には守秘義務の範囲でご案内します)。
なお、ブログやSNS上での個別のご相談・個別事案への回答は行っておりません。