<食育活動>味覚障害

2020-05-23

食材から亜鉛を摂取するのは、なかなか困難で最も手っ取り早いのが、貝の味噌汁です。

本日の食育は、亜鉛が摂れる「あさりのお味噌汁」と繊維を摂るための、ブロッコリーの芯を用いた「ジャーマンポテト」、タンパク質を摂るための、「ネギ入り玉子焼き」をつくりました。

今朝のレクチャーは、コロナの症状としてよく耳にするようになった「味覚障害」と、それに深く関わる栄養欠損のお話しでした。

舌の上にある味蕾の細胞分裂には、亜鉛が深く関わります。そのため、生体への亜鉛の取り込みが少ないと、味蕾の形成が上手くいかず、味覚障害が起こります。

自粛生活や引きこもりによる日光不足は、ビタミンD欠乏から生じるマグネシウム・カルシウム欠乏と、それに続く亜鉛欠乏を招きます。

また、長期にどんなお薬でも飲み続けると、そのお薬が体内の亜鉛を体外に排出するキレート作用が起きてしまい、亜鉛欠乏症がおきてしまいます。即ち、味覚障害です。

他には、脱毛やニキビ、男性不妊もおきます。亜鉛欠乏には亜鉛サプリがよく効きます。

男性リワークメンバーさんから「ネギ入り卵焼きは、今日が人生初挑戦です!」と言いながら、お箸とフライパンを丁寧に返しながら焼き上げていました。

今日はジャーマンポテトが得意なリワークメンバーさんがお休みで、「いつもはどんなかな?もう少し塩を!」等々、みんなで味見しながら、出来上がりました。

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