『発達障害かな?』と思ったときの会話

2020-12-22

大人の発達障害の診断を求められたとき、診察室で意識していることは、

「こちらの言わんとする事を、察して話してくれているか?」でしょうか。つまり、推測した会話が出来る方なのかどうか?を診ています。

”他人の気持ちを推し量りながら会話する”ということは、発達特性の人にはちょっと難しいです。

この先にADHDとASD(自閉性障害)の鑑別がありますが、どちらも、「治療する」というよりは「適所適材を一緒に考えて、学校や職場で心に傷を負わないようにしましょう」というのが、最近の治療スタイルでしょうか。

お薬は応急処置ですので、とらえ方のほうが大事になります。

過去の記事一覧

2024年の記事
2023年の記事
2022年の記事
2021年の記事
2020年の記事
2019年の記事
2018年の記事
2017年の記事
2016年の記事
2015年の記事
2014年の記事
2013年の記事
2012年の記事
2011年の記事
2010年の記事
2009年の記事