危険に気付く人、気付かない人

2013-07-17


暑い盛りの帰宅中だった、駅前で見覚えのある大学生が
警察に両腕をはさまれながら
パトカーの後部座席に押し込まれる光景にでくわした。

「バカな」何があったかはわからないが、事件を起こして
現行犯で捕まったことは察しがついた。


瞬時に迷った。「その子はわたしの患者です!」と言いかけたが、

同時に、それは、もう2年も前のことだと自制心も働いた。
「もう主治医ではない。」

2年前に「別の病院にいきます」と連絡があったのが最後だった。

何度も、今に警察に捕まることは説明した。
わたしは気づいた時にストレートに言うようにしている。
そしてこの説明をした患者は何年経っても覚えているもので、
半数近くは、警察か生命保険会社から連絡がある。

だから、せめて、この1回で気付いて欲しい。
1回で気付いて止められる人は、最初から何もしない人より、
はるかに難しくて、偉いんだ。

 


ソーシャルメディアで共有

過去の記事一覧

2019年の記事
2018年の記事
2017年の記事
2016年の記事
2015年の記事
2014年の記事
2013年の記事
2012年の記事
2011年の記事
2010年の記事
2009年の記事